技術と設備の紹介

小原工業製品は70年以上の地道な技術の積み重ね

コストのかかる「鍛造」を導入する理由

コストや手間のかかる「鍛造」を導入する理由は「必要としている人がいるから」です。ユーザーによっては鉄製義肢装具が必要な方もおり、鉄製義肢装具はまだ必要とされています。「必要とされているお客様のためになら、できる限り採算度外視でも対応しよう」というのが小原工業の考えです。

小原工業の義肢装具は「手作りで作っている」と言えるほど 丁寧に手間をかけて作っています。

若手に技術を引き継ぐ取り組み

弊社の製品は手間と高い技術で製造されており、長年の経験と勘によって培われています。しかし、これらの技術も継承していかなければ無くなってしまいます。「使っている人をいつまでも安心していただくため」現在は積極的に若手に技術を引き継ぐ取り組みをしています。

しかし、弊社の技術は一朝一夕で習得できるものではないので、若手の技術者は何度も壁にぶつかる時があります。そんな時は社長も含めて社員一丸となってフォローに回り、若手技術者のモチベーションを保つようにしています。

技術の引き継ぎはとても時間のかかることですが、弊社スタッフは一生懸命に取り組んでいます。

義肢装具を製造するために必要な機器が揃った工場

用賀という街に義肢装具全般を製造するための設備が揃っています

義肢装具の製造全般(材料や機械工具)に使う機械を30種類以上揃えています。
国内の義肢装具メーカーとして、これだけの設備を揃えているのは珍しく、お客様の要求をマルチに対応できます。
こうしたものがほしい、ああしたものがほしいなど、そうした要望は私たちにとっては、新製品開発の種となります。これらの設備を使って70年以上、今も用賀という街で高精度の製品を製造し続けています。

主な設備のご紹介
フライスや旋盤、ミルマチック、35tプレス、60tプレス、110tプレス
多軸ボール盤、キャプテンソー、スーパー研磨機、グライダー
NC工作機械

製造に使う機械や道具は何十年と現役です

一番古い製造機械は約60年前のものですが現役で使用されています。弊社の製品はこれらの機械が重要な役割を果たしています。そのため工場の整備や手入れにも余念が無く、そのお蔭で多くの機械や道具は何十年と現役で活躍しています。
だから、小原製品はいつまでも修理や調整の対応ができるのです。
例えば、特注の輪留め筋金や歯止め筋金なども、いつまでも製造することができます。

職人が独自に使っている道具

機械設備の他に使いやすいように職人が独自に自分で作った道具があります。機械設備で補えない微調整の
作業をこれらの道具を使用し、より品質高い製品に仕上げていきます。

長年培われたネットワーク

弊社が提供した製品はいつまでもメンテナンスができるように、全てのパーツを供給できるようにしています。
万が一弊社に無いパーツがあっても、長年培われたネットワークがあるので、国内外のメーカーや問屋に問い合わせて探すこともできます。
どのようなケースでも、「使う人が困らないように」いつでもメンテナンス対応ができるようにしています。

製品や製造に関するお問い合わせはこちら

03-3700-4631

メールでのお問い合わせ